SS男子の落とし方
「...ごめんね。」
申し訳なくて、俯いて歩いると
「いてっ。」
咲也君の背中に当たった。
「抹茶。」
「へ?」
ぶつかった額を押さえていると、
突然そう言われた。
「あの中なら抹茶。
ブルーハワイは死んでも買うな。」
あぁ、カキ氷のことか。
「もしかして、甘いの苦手?」
「悪いか?」
「全然。
そう言えば、前にカフェ行った時もケーキ食べてなかったね。」
ってことは、あの時は私のことを考えて連れて行ってくれたのかな?
なんてね。
「帰るか。」
咲也君が振り返る。
私達は海を後にしたー
申し訳なくて、俯いて歩いると
「いてっ。」
咲也君の背中に当たった。
「抹茶。」
「へ?」
ぶつかった額を押さえていると、
突然そう言われた。
「あの中なら抹茶。
ブルーハワイは死んでも買うな。」
あぁ、カキ氷のことか。
「もしかして、甘いの苦手?」
「悪いか?」
「全然。
そう言えば、前にカフェ行った時もケーキ食べてなかったね。」
ってことは、あの時は私のことを考えて連れて行ってくれたのかな?
なんてね。
「帰るか。」
咲也君が振り返る。
私達は海を後にしたー