SS男子の落とし方
「んなもん、俺が覚えてる訳ねぇだろ?」
「え?でも、覚えてたじゃん。」
はぁーっと咲也君が大袈裟に息を吐く。
「だからだな...
それに誕生日プレゼントだとか、
特別な意味はねぇから勘違いすんな。」
私が手に持っていた紙袋を指差す。
「照れてるの?」
「 あ"??」
「調子に乗りました、すみません。」
威嚇されてそれ以上聞けなかったけれど、咲也君の優しさが嬉しかった。
「気持ち悪いからニヤニヤしないでね。」
そう言いながら、私の頬を引っ張る咲也君。
「え?でも、覚えてたじゃん。」
はぁーっと咲也君が大袈裟に息を吐く。
「だからだな...
それに誕生日プレゼントだとか、
特別な意味はねぇから勘違いすんな。」
私が手に持っていた紙袋を指差す。
「照れてるの?」
「 あ"??」
「調子に乗りました、すみません。」
威嚇されてそれ以上聞けなかったけれど、咲也君の優しさが嬉しかった。
「気持ち悪いからニヤニヤしないでね。」
そう言いながら、私の頬を引っ張る咲也君。