SS男子の落とし方
「呼ばれてないけど、ジャジャジャジャーン。」


せっちゃんと一緒に帰っていると、突然男性が現れた。


「...行こう。」


せっちゃんが彼を無視して、私の腕を取って歩き出した。


「え?無視?芽依ちゃーん。」

彼に名前を呼ばれた。


「もしかして...もう椎谷君から乗り換えたの!?」


「違うよ!」


「でも、向こうは芽依のこと知ってるみたいだよ?」


振り返って彼をじっくり見た。


茶髪に黒眼鏡...

オマケに背の高いイケメンさん。


「どっかで見たことあるような...
無いような?」
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