SS男子の落とし方
「てか、こんなに食えねぇんだけど。」
大きな紙袋にプレゼントを入れていく咲也君。
「芽依も食べる?
いつもならあの馬鹿兄に食わせるんだけど、サークルの合宿でいねぇから。」
SS王子のファン達に謝って欲しい...
「咲也君が食べるべきだよ。」
当たり前だけど、咲也君にあげた子達は咲也君に食べて欲しいんだもん。
私も咲也君が好きだから分かる。
「全部食ったら、芽依からのが食えなくなるけど?」
上目遣いで私を見つめる。
そんなの嫌に決まってる。
分かってるくせに。
「だったら、私のは要らないんじゃない?」
言ってから"しまった!"と思ったが、咲也君を見ると口角を上げていた。
「本当に芽依は可愛いくねぇな。」
「悪かったですね。
その割には嬉しそうだけど。」
SS王子は何を思ってるんだろう?
大きな紙袋にプレゼントを入れていく咲也君。
「芽依も食べる?
いつもならあの馬鹿兄に食わせるんだけど、サークルの合宿でいねぇから。」
SS王子のファン達に謝って欲しい...
「咲也君が食べるべきだよ。」
当たり前だけど、咲也君にあげた子達は咲也君に食べて欲しいんだもん。
私も咲也君が好きだから分かる。
「全部食ったら、芽依からのが食えなくなるけど?」
上目遣いで私を見つめる。
そんなの嫌に決まってる。
分かってるくせに。
「だったら、私のは要らないんじゃない?」
言ってから"しまった!"と思ったが、咲也君を見ると口角を上げていた。
「本当に芽依は可愛いくねぇな。」
「悪かったですね。
その割には嬉しそうだけど。」
SS王子は何を思ってるんだろう?