SS男子の落とし方
「...好きだ。」
咲也君の手が私に伸びてきて、指先がそっと頬に触れた。
「私も好き...
やっと...本物彼女になれるの?」
泣くのを我慢していると、咲也君の手が頭の後ろに回って、抱き締められた。
「うん。」
「本当に?」
「しつけぇな。
何度も言わねぇ。」
そう言いながらも、額にキスをしてくれた。
「でも...どうして?」
咲也君に抱き締められたまま、顔だけをグイっと出して尋ねてみた。
「落ちたから、恋に。」
SS男子が不敵な笑みを浮かべたー
【END?】
「あ、チューすんの忘れてた。」
「しません!
折角、上手いこと終わったんだか....」
【END♡】