SS男子の落とし方
「...せっちゃん。」



「うん、分かってる。」


せっちゃんが大きく頷く。



「「ドS、決定」」


二人仲良くハモったところで、
せっちゃんと別れた。






次の日の2時間目の授業が終わると、頭が痛かった私は保健室で寝ていた。



「...だろ?」


「...ヤダ」


カーテンの向こうから話し声が聞こえる。

保健の先生ではないな。

声からして男の人と女の人かな?
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