先生、教えて。



柔らかい熱と感触と漏れた女の声。



うわぁやめろ!

抑えろ俺堪えろ俺頑張れ俺…っ



ここは学校の屋上。


目の前にいるのは生徒。俺は教師。




翔悟は心の中で葛藤して、悶絶しながら唇を離す。



二菜は真っ赤になって放心状態だった。



さっきのように膝から崩れることはなかったが、立っているのがやっとらしい。








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