生きたくなんてなかった




弱音が漏れそうになったときは、何も言わずに1人にしてくれた。


でも逆に、誰かといたい


そう思ったときには必ず傍にいてくれた。


多分あいつが女なら、俺はあいつに恋してたと思う。


自分のことよりも、相手のことを考え行動する、そんな優しいやつだよ…


だからこそ、あいつには生きててほしい。


俺を救ってくれたようにあいつを救いたい、そう思ったんだ。









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