生きたくなんてなかった
2年半の命…
そう伝えられたのが、一年前。
つまり後一年半
それが紀本に残された時間
本人はそんな期限なんて気にせず、おばあちゃんになるまでいきるぞー
とか言ってる。
それが強がりだって事は気づいてたけど、あえて何も言わなかった。
傍にいて、頼りたいと思ってくれた時にすぐ駆けつけられるように…
このことが、人生の分かれ道に立つことになるきっかけとなってることに気づかずに・・・