生きたくなんてなかった
両親が変わっていったと同時に私自身も変わっていった。
涙を流すだけで現実を認めようとしなかった、どうして私が、私だけが
ずっとそんな思いが頭を駆け巡っていた。
病気が進行し、転移してほしいと言われやって来たこの病院で大澤先生に出会って
そして、要人に出会った。
いつも笑ってる要人から、過去に起きたことを聞き、それでも笑ってるあいつがすごいと思った
妊娠することが出来なくなった時、ほんとはすごく辛くて、でも笑ってた。
私が苦しんでることにあいつは気づいて、心から笑わせてくれた
そんなあいつに、要人に恋をした…