[短編]美容師だって恋をする
「ねえねえ・・・何話って?」

僕はマミに切り出す。


「あの~・・・・実は・・・・」


マミは泣いているのか・・・目頭が熱くなっていて。


「受かりました!オーデション。こないだの。」


「ホント?」僕も嬉しくって・・・マミ・・・抱きしめたかった・・・


「ありがと。シュン」  彼女から抱きついてきた。


大きなファッションショーに出れるってこと。

マミにとっては初の大舞台。

僕は、今、マミと一緒に感激している。


「おまえ、頑張れよ。」初めておまえと呼んでみる。


マミは歓喜で泣き続けていた。



マミのとろけるような唇は・・・・

僕を優しく包み込み

でも、この日はマミは僕をとっても求めていた。

専属・・・扱いされてたけど、

やっぱり僕はマミの彼氏として・・・・

止められない想いは

僕を激しく欲情させ

そんな僕をマミは欲していた。

まだ初々しいその肌は

僕には眩しいくらいで

マミは感じるたびに素直で純情で

そのギャップが可愛らしく

僕はたくさん彼女を愛してしまっていた。


たくさん果てて・・・


彼女はぐっすり眠っている

僕はその寝顔を見ながら


安堵感に包まれていた。


大きなショーか・・・



僕も期待と不安でワクワクしていた。






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