お前は僕の所有物…【BL】
俺は…思い出した…
「お兄ちゃん!」
「ん…」
「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!」
「守琉…?」
「死んじゃやだ!!」
薬の匂い…病院だ…
「守琉…大丈夫だから…」
俺が手を伸ばすと、
守琉はギュッと掴んだ。
「なんで自殺なんか…
俺が見つけなかったら
どうなっていたか…」
「守琉…父さんは…?」
守琉は言いにくそうに口を歪めた。
「父さんは…捕まったよ…」
「捕まった…?」
「うん…児童虐待ってバレたんだ…」
「そっか…」
俺が体を起こして、守琉を見た。
児童虐待ってバレても…あの人は…
「あっ…」
「警察の者ですが…」
「守琉…席を外せ…」
「お兄ちゃん…?」
守琉に聞かせる訳にはいかない…
警察に対抗されても困る…
「俺は…」
「ん…」
「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!!」
「守琉…?」
「死んじゃやだ!!」
薬の匂い…病院だ…
「守琉…大丈夫だから…」
俺が手を伸ばすと、
守琉はギュッと掴んだ。
「なんで自殺なんか…
俺が見つけなかったら
どうなっていたか…」
「守琉…父さんは…?」
守琉は言いにくそうに口を歪めた。
「父さんは…捕まったよ…」
「捕まった…?」
「うん…児童虐待ってバレたんだ…」
「そっか…」
俺が体を起こして、守琉を見た。
児童虐待ってバレても…あの人は…
「あっ…」
「警察の者ですが…」
「守琉…席を外せ…」
「お兄ちゃん…?」
守琉に聞かせる訳にはいかない…
警察に対抗されても困る…
「俺は…」