お前は僕の所有物…【BL】
『薫!薫は僕の事好き?』
『うん!大好き!』
『じゃあ、結婚しようよ!』
『無理だよ!だって俺等…男同士だよ?』
小さい頃の夢を見た…
俺も笑ってて…千佳花も幼くて…
あんなに野獣化してない頃の夢を見た…
『そんなの関係ないよ!』
千佳花が…俺の肩を掴む
強く…
『薫は…本当は僕が嫌いなの…?』
『ううん…大好きだよ…本当に大好き…』
そうだ…大好きだった…
でも恋とは違くて…恋とは遠くて…
お兄ちゃんみたいな、友達として
頼れて優しくて、
そういう面で大好きだった。
「薫…起きて…」
「ん…?」
「ねぇ…薫は僕の事嫌いになったの?」
「嫌いじゃないよ…」
「じゃあ…」
「守琉がやるなら…俺もやる…」
俺は寝惚け眼で千佳花を見た。
『うん!大好き!』
『じゃあ、結婚しようよ!』
『無理だよ!だって俺等…男同士だよ?』
小さい頃の夢を見た…
俺も笑ってて…千佳花も幼くて…
あんなに野獣化してない頃の夢を見た…
『そんなの関係ないよ!』
千佳花が…俺の肩を掴む
強く…
『薫は…本当は僕が嫌いなの…?』
『ううん…大好きだよ…本当に大好き…』
そうだ…大好きだった…
でも恋とは違くて…恋とは遠くて…
お兄ちゃんみたいな、友達として
頼れて優しくて、
そういう面で大好きだった。
「薫…起きて…」
「ん…?」
「ねぇ…薫は僕の事嫌いになったの?」
「嫌いじゃないよ…」
「じゃあ…」
「守琉がやるなら…俺もやる…」
俺は寝惚け眼で千佳花を見た。