お前は僕の所有物…【BL】
千佳花sideー

「どうすれば元に戻るの?」
「うっ…くっ…」

泣き叫ぶ薫を前に…僕は笑みー…

「可哀想な薫…元に戻せないね…
ほら…気休めに…口開けて?」

薫は口を開いた…
元々強気な顔をしていない薫は
泣いたらもろ童顔だ…

転んだ時に泣き叫ぶ子供のような…

「その顔いいよ…薫…
ほら…薫はいっつも
イチゴ味の飴が好きだったよね?」

僕は口の中にイチゴ味の“媚薬”入り飴玉を薫の口に入れた。

「甘…い…うっ…うっ…」
まだ泣いてる…

でも薫大丈夫だよ…
僕が優しくしてあげる…

可愛くて愛しい薫の為に…
スペシャルなコースで
お持て成ししてあげる…
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