お前は僕の所有物…【BL】
うーん…
フワフワだなここ…
雲の上見たい…

「起きた?」
「ん…おはよ…千佳花…」
「早く起きないと遅刻するよ
今日“は”守琉と行くんでしょ?」

なんか「は」が強調された気がする…
「うん…そうだね…」

ベッドに手を付こうとすると
どんどん沈んで行く

「手が沈む…」
「あはは!」

千佳花が笑った…二回目だ…

「バカでしょっ…!!」

腹を抱えて笑わなくても…

でも、笑ってくれるならそれでいいや

「…」

千佳花sideー

僕が笑ったらそれに釣られて笑うと思った

でも、やっぱ無駄なんだな…

ちろっと僕を見て
今シャツ脱いでるもんな…

「薫、お風呂入っておいで
実は遅刻するとか言ってまだ
二時間あるから…」
「そうなの…?ほんとだ…
まだ五時じゃん道理で眠いと思った…」

そう言って薫は制服を持って
僕に付いて風呂に入った。
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