お前は僕の所有物…【BL】
薫…僕の為に生きて…
「なんか…久しぶりだな…」
「そうだね…高木と話すの本当久しぶり」
「それもだけどよ」
「なに…?」
僕に向かって近づいてくる利明…
なんかやばい…
「お前…薫って奴が帰ってきたのか?」
「はっ?」
「最近のお前を見てると
いつも嬉しそうだからな…」
そう見られてんのか…
確かに、薫が来てから僕は気持ちが高揚している。
「そうだね…
薫がいて凄く毎日が楽しいよ」
「でもあいつ無表情だよな…」
「そうだね…事情があるからね…」
薫の父親は最悪だろ…
俺がお前の父親を殺した
なんていうか?
しかも本人の前で…
薫は虐待されても父親を本当の父親だと
思って、耐えてたのに…
実は赤の他人でした…なんて…
可笑しいし可哀想だ…
「薫は…表情が作れねーんだよ…」
「へぇ…じゃあ相当訳ありなんだ…」
利明が屋上に寝転がる。
「そこじゃ先生きた時バレるぜ」
「じゃあどこ行くんだよ…」
「上だよ」
僕は、梯子を指差して
入り口の屋根の上に登った。
「そうだね…高木と話すの本当久しぶり」
「それもだけどよ」
「なに…?」
僕に向かって近づいてくる利明…
なんかやばい…
「お前…薫って奴が帰ってきたのか?」
「はっ?」
「最近のお前を見てると
いつも嬉しそうだからな…」
そう見られてんのか…
確かに、薫が来てから僕は気持ちが高揚している。
「そうだね…
薫がいて凄く毎日が楽しいよ」
「でもあいつ無表情だよな…」
「そうだね…事情があるからね…」
薫の父親は最悪だろ…
俺がお前の父親を殺した
なんていうか?
しかも本人の前で…
薫は虐待されても父親を本当の父親だと
思って、耐えてたのに…
実は赤の他人でした…なんて…
可笑しいし可哀想だ…
「薫は…表情が作れねーんだよ…」
「へぇ…じゃあ相当訳ありなんだ…」
利明が屋上に寝転がる。
「そこじゃ先生きた時バレるぜ」
「じゃあどこ行くんだよ…」
「上だよ」
僕は、梯子を指差して
入り口の屋根の上に登った。