お前は僕の所有物…【BL】
守琉sideー
間抜けな返事をしちゃった…
お兄ちゃんがそんなこと言うなんて
しかも無表情だから
何と結びついたかわからない…
「お兄ちゃん!熱あるんじゃない!?」
「ないよ…俺がなんとかするから
お前だけでも…伯父さんの家にいけ…」
それってどういうこと…
お兄ちゃんが家を出て行くんじゃなくて
俺が家を出て行くの?
「なっ…なんで?」
「泣き叫ぶお前をもう見たくない…」
「えっ…」
無表情だけど…
兄弟だから気持ちは伝わる…
お兄ちゃんは俺を心配してくれている…
「お兄ちゃん…俺…」
「…?」
「お兄ちゃんと一緒に居たいよ…」
「え…」
「お兄ちゃんも…行こうよ…一緒に」
「ー…ーーー…!」
お風呂の中…
お兄ちゃんが発した言葉を消して
シャワーの音だけが響いていた…
間抜けな返事をしちゃった…
お兄ちゃんがそんなこと言うなんて
しかも無表情だから
何と結びついたかわからない…
「お兄ちゃん!熱あるんじゃない!?」
「ないよ…俺がなんとかするから
お前だけでも…伯父さんの家にいけ…」
それってどういうこと…
お兄ちゃんが家を出て行くんじゃなくて
俺が家を出て行くの?
「なっ…なんで?」
「泣き叫ぶお前をもう見たくない…」
「えっ…」
無表情だけど…
兄弟だから気持ちは伝わる…
お兄ちゃんは俺を心配してくれている…
「お兄ちゃん…俺…」
「…?」
「お兄ちゃんと一緒に居たいよ…」
「え…」
「お兄ちゃんも…行こうよ…一緒に」
「ー…ーーー…!」
お風呂の中…
お兄ちゃんが発した言葉を消して
シャワーの音だけが響いていた…