お前は僕の所有物…【BL】
「薫は?」
「見ての通りです、
まだ目は覚ましていません…」
『死んだってさ』
『病院から飛び降りだって』
『鬱になっちゃった?あはは!』
薫…二日間寝てるよな…
「あっいらっしゃい!」
「水野…薫は?」
「うーん…精神の問題かな、
今は彷徨ってるんじゃないかな」
「彷徨っている?」
「うん、
もう傷つきたくない!って心と、
もう大丈夫!って心があるとするだろ?
もう大丈夫!俺は起きるぞ!ってなれば
目を覚ますと思うんだけど…
今はさ…もうやだ!傷つきたくない!
起きたくない!って心の方が勝ってるんじゃないかな…」
薫…大丈夫だから帰って来い…
現実に帰って来い…
手を握って必死に願う。
目を…開けてくれ…
「なんか…琉良と俺だな…」
「春!」
「咲夜さん…」
「俺も、琉良が倒れて必死になって
手を握ったよ…」
咲夜さんは、そこまで言うと
光と話し込みに行ってしまった。
薫…帰って来い…
お前が起きたら…
何処にも行かないように体を縛って
隣に寝かせて
暫く看病してあげる。
学校がある日は
一緒に登校して一緒に帰って
学校がない日は…
家から出さないで
いっぱい愛を囁いてやる。
だから早く帰って来て…
薫は僕のモノでしょ…?
でもこのまま起きなくても
ガラスケースの中に居れて
永久保存出来るようにするからね…
安心して薫…
死んでも僕がずっと一緒に居てあげる。
「見ての通りです、
まだ目は覚ましていません…」
『死んだってさ』
『病院から飛び降りだって』
『鬱になっちゃった?あはは!』
薫…二日間寝てるよな…
「あっいらっしゃい!」
「水野…薫は?」
「うーん…精神の問題かな、
今は彷徨ってるんじゃないかな」
「彷徨っている?」
「うん、
もう傷つきたくない!って心と、
もう大丈夫!って心があるとするだろ?
もう大丈夫!俺は起きるぞ!ってなれば
目を覚ますと思うんだけど…
今はさ…もうやだ!傷つきたくない!
起きたくない!って心の方が勝ってるんじゃないかな…」
薫…大丈夫だから帰って来い…
現実に帰って来い…
手を握って必死に願う。
目を…開けてくれ…
「なんか…琉良と俺だな…」
「春!」
「咲夜さん…」
「俺も、琉良が倒れて必死になって
手を握ったよ…」
咲夜さんは、そこまで言うと
光と話し込みに行ってしまった。
薫…帰って来い…
お前が起きたら…
何処にも行かないように体を縛って
隣に寝かせて
暫く看病してあげる。
学校がある日は
一緒に登校して一緒に帰って
学校がない日は…
家から出さないで
いっぱい愛を囁いてやる。
だから早く帰って来て…
薫は僕のモノでしょ…?
でもこのまま起きなくても
ガラスケースの中に居れて
永久保存出来るようにするからね…
安心して薫…
死んでも僕がずっと一緒に居てあげる。