お前は僕の所有物…【BL】
「下はさ…べつに…ね…」
「じゃあ…服着たままでも…」
「(イラッ)」

大変だ…千佳花が怒ってる…

「大体!俺の身体見てどうするの…?」
「気持ちよくさせたい、遊びたい、
愛でたい、じっくり眺めたい…」

まだ聞くか?っと千佳花が聞いてくる

「もういいです…」

俺が言うと、千佳花はふんっと笑って
さぁ脱げ!と手を広げた。

でも本当にやだな…
これで嫌われたら本当にやだ…

「じゃあ…嫌いにならない?」
「なるわけないだろ…」

千佳花がため息を付き
俺は、火照る顔を抑えて
服を脱いだ…

千佳花の顔が見られない…

「薫…お前…」
「虐待の時の傷が…治らないの…」

そういうと、千佳花に抱きしめられていた

そして、耳元で
「綺麗だよ…」と囁かれた。
「醜いよ…綺麗なんかじゃない…」
「綺麗だよ…薫が耐えて来たってわかる」

千佳花はそういうと、
服を脱ぎ、俺を一晩中愛してくれた。
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