お前は僕の所有物…【BL】
苦しい…悲しい…寂しい…
君がいないだけで…
すごく悲しくて…寂しくて…恋しい…
なのに…君を思い出せない…
誰を愛していたのか…
誰にこんな感情を抱いていたのかすら…
わからない…だからこそ苦しい…
こんなに愛しく思っているのに…
なにも思い出せない…
目も開かないし…体も動かないし
息もできない…
ねぇ…俺は…誰?
『薫!』
君は…誰…?
『ずっと…**だよ!』
『うん!***大好き!!!』
なんでこんなに苦しいの…
なんでこんなに寂しいの…
なんでこんなに愛しくて…
なんでこんなに想っているの…?
誰が誰を?何が何を?
わからない…
ーーーーーーーー
「起きてくれ…目を…開けてくれ薫…」
ぎゅっ…
握り返された手に僕は期待して
薫の方を見た…
「かお…る…?」
「………」
「か…お…る…?」
「ん…」
起きた…薫が起きた…
「待ってて先生を呼んでくるから!」
「…」
薫は僕を見て、繋いだ手を見た。
そして、薫からそっと手を離す…
嫌な予感が過ったが…
水野を呼ぶことが先だ…
僕はそのまま病室を出た。
君がいないだけで…
すごく悲しくて…寂しくて…恋しい…
なのに…君を思い出せない…
誰を愛していたのか…
誰にこんな感情を抱いていたのかすら…
わからない…だからこそ苦しい…
こんなに愛しく思っているのに…
なにも思い出せない…
目も開かないし…体も動かないし
息もできない…
ねぇ…俺は…誰?
『薫!』
君は…誰…?
『ずっと…**だよ!』
『うん!***大好き!!!』
なんでこんなに苦しいの…
なんでこんなに寂しいの…
なんでこんなに愛しくて…
なんでこんなに想っているの…?
誰が誰を?何が何を?
わからない…
ーーーーーーーー
「起きてくれ…目を…開けてくれ薫…」
ぎゅっ…
握り返された手に僕は期待して
薫の方を見た…
「かお…る…?」
「………」
「か…お…る…?」
「ん…」
起きた…薫が起きた…
「待ってて先生を呼んでくるから!」
「…」
薫は僕を見て、繋いだ手を見た。
そして、薫からそっと手を離す…
嫌な予感が過ったが…
水野を呼ぶことが先だ…
僕はそのまま病室を出た。