日々共に一緒に笑おう



「お、ピカピカじゃん」

「…………うん」



帰宅早々、昨夜から泊まっていた真ちゃんに。

ちょっと触らせて、と、頬やら腕やらを撫でられた私だけれども。




「元気ねぇな…どうしたのョ」


「………なんでもな…」


…ちょっ…どこまで触るの!

お触り禁止だよ!?
金取るよ!?




ぺろ、とシャツの背中をめくり上げた真ちゃんの手を叩いて、私は。

はぁぁ、と、勢いのないため息を、ついた。



< 141 / 462 >

この作品をシェア

pagetop