日々共に一緒に笑おう



何か、食べれたかな。


凱司はイマイチ、料理が巧くないから。

いつも自分たちの具合が悪いときに出される…例えばお粥だとか、柔らかい素麺だとかは、与えられてはいないだろう。



雅のいない頃、インフルエンザで寝込んだ自分に渡されたのは、アイスクリームと、ゼリーだけ。




鷹野は、最近把握していない冷蔵庫の中身を、卵があった、くらいのことしか思い出せずに、苦笑いを浮かべた。
 



< 152 / 462 >

この作品をシェア

pagetop