日々共に一緒に笑おう
腰から、肩まで。
バランスを取りながら、ゆっくり、ゆっくりと。
哲は、あー、だ、うー、だと呻いていたけれと。
せっかくだから足も踏んであげようと、背中から降りても、ぐったりと突っ伏したままだった。
腿の裏、ふくらはぎ、足首、足の裏。
「哲、痛くない?」
「……ん」
…やだ、可愛い。
眉間にシワ寄ってるけど、めっちゃ可愛い。
そうだよねぇ…
疲れたよねぇ……
だって、労働基準局に叱られそうなくらい働いたもんねぇ…。
……だいたい、部品メーカーが、不景気だからって部品の在庫持ってないのが悪いよね。
だから、作った時に一気に注文来ちゃうんだよ。
メーカーの癖に品物無いとか…ほんとあり得ない…。