日々共に一緒に笑おう


「蜜」

「はぁいっ」

「………」



午前1時が門限だけれども。

その日の私は、早めに切り上げて、午後11時くらいに、帰宅した。

相当に、ご機嫌な状態で。





「…すげー酔ってるな」

「そんな事ないの~」

「…………」


「そんな事~ないんですよ~」




ああ…、はいはい、ちょっとだけ酔ってるんだな、と哲は。

いま真也来てて、アイスいっぱい貰ったけど来るか? と首を傾けた。




「真ちゃん」

「そう、真也な」

「アイス」

「………」



うふふふ、と笑った私はご機嫌で。
行くぅ、と哲のお腹に抱きついた。


………らしい。
 



< 306 / 462 >

この作品をシェア

pagetop