ボクのお気に入り
「璃、音姉…?」
「琴音っ…!!」
まわりにSPもいないみたいだし、ラッキーだった。
今日の夜、あたし達はここを抜け出す。
でも、琴音は小学1年生。
まだまだ小さいし、この状況を理解しているとも思えない。
甘えたい年頃なのに、両親はいない。
唯一の家族はあたしだけ。
そして、ここに来て3年になる。
3年もここに閉じ込められて、あの男に苦しめられて来たのだ。
でも、あの男だけではない。
実はもう1人いるのだ。
あたし達を苦しめて来た、もう一人の原因が。。
「琴音っ…!!」
まわりにSPもいないみたいだし、ラッキーだった。
今日の夜、あたし達はここを抜け出す。
でも、琴音は小学1年生。
まだまだ小さいし、この状況を理解しているとも思えない。
甘えたい年頃なのに、両親はいない。
唯一の家族はあたしだけ。
そして、ここに来て3年になる。
3年もここに閉じ込められて、あの男に苦しめられて来たのだ。
でも、あの男だけではない。
実はもう1人いるのだ。
あたし達を苦しめて来た、もう一人の原因が。。