【短編】天然少女と博士君と。
蓮覇side
「矢部先生、ここ直してください。」
「了解。」
ああいわれてから古谷の研究室に通って
数週間が立つ。
古谷も人使いが荒い。
けど、悪いやつじゃないんだよな。
人を助けるために発明をしているこんなやつが
本当に悪魔に魅せられた者なのだろうか。
肝心なことは明日香いわないし。
「今度こそは完成した・・・!」
「本当か!?」
「はい、これで被害も収まるかと。」
「よくやった、古谷。」
「ありがとうございます。」
男同士のハイタッチ。
監視の役目だったはずなのに
友情育んじゃってるけど。