【短編】天然少女と博士君と。
結末
今私達は広場にいる。
蓮覇は茂みに隠れてて、
私と古谷はおとりでベンチに座っている。
「暗くなってきたな・・・。」
「もうすぐ予定時間だよ。」
「大丈夫、明日香?」
「古谷君こそ。」
いきなり背筋がぞくっとするこの気配。
「来た・・・!」
「何が、明日香!?」
やっぱり古谷には分かってない。
蓮覇も気づいてないか。
「蓮覇、敵が来た!
古谷を頼む!」
「な・・・、分かった!」
「ちょっと何が起こってるんだよ!」