【短編】天然少女と博士君と。
結末






今私達は広場にいる。

蓮覇は茂みに隠れてて、
私と古谷はおとりでベンチに座っている。


「暗くなってきたな・・・。」

「もうすぐ予定時間だよ。」

「大丈夫、明日香?」

「古谷君こそ。」





いきなり背筋がぞくっとするこの気配。


「来た・・・!」

「何が、明日香!?」


やっぱり古谷には分かってない。
蓮覇も気づいてないか。


「蓮覇、敵が来た!
 古谷を頼む!」

「な・・・、分かった!」

「ちょっと何が起こってるんだよ!」





< 14 / 22 >

この作品をシェア

pagetop