【短編】天然少女と博士君と。
「・・・まあ、そういう事!
それより善。」
「おう?」
「私はまだ回収者が終わってないから、
悪魔界に先に帰って、様子見てきて。
この前帰った時に、仕事ちょっと残してて。」
「オッケー。」
そういうと、善はひらひらと手を振って
颯爽と消えていった。
「善さんも地位高いの?」
「私の直属の部下で、元婚約者。」
「・・・すっごいカミングアウト。」
「でしょ。
そうだ、次の狙いは?」
「まだ予兆が出てないから、しばらく様子見。」
「しばらくゆっくりできるんだー♪」
「明日香?」
「なに、蓮覇。」