【短編】天然少女と博士君と。






「てかお前、本当は何歳なわけ?」

「悪魔に年を聞いても
 感覚無いから知らないよ。
 蓮覇よりは上なことは間違いない。」

「よくその見た目だよな・・・。」

「この学園に入り込むのに都合良いし。
 外見なんていくらでも変えれるから。」

「悪魔もあるんだな・・・。」

「自分も悪魔ですよー。」



古谷は空也のようにはっきりとした
兆候が出ていないから
まだ時間はあるからいいけど。



「それより気になるのは、不審者。」

「能力者の子供を狙うあれか。」

「学校の対策は?」

「〈透視〉の先生が見ても分からないって
 お手上げ状態。」





< 7 / 22 >

この作品をシェア

pagetop