【短編】天然少女と博士君と。
「てかお前、本当は何歳なわけ?」
「悪魔に年を聞いても
感覚無いから知らないよ。
蓮覇よりは上なことは間違いない。」
「よくその見た目だよな・・・。」
「この学園に入り込むのに都合良いし。
外見なんていくらでも変えれるから。」
「悪魔もあるんだな・・・。」
「自分も悪魔ですよー。」
古谷は空也のようにはっきりとした
兆候が出ていないから
まだ時間はあるからいいけど。
「それより気になるのは、不審者。」
「能力者の子供を狙うあれか。」
「学校の対策は?」
「〈透視〉の先生が見ても分からないって
お手上げ状態。」