【短編】天然少女と博士君と。
「時期が来たら話すよ。
古谷の発明品は被害者を
増やさないためらしいけど。
しばらく完成しそうにないし。」
「・・・。
何かできることってないのか?」
「じゃあ、蓮覇が私の代わりに古谷を
見ててくれない?」
「クラス担任だし、仲もいいし
できないことはないが・・・。」
「じゃあそうして。
その分私は他の悪魔を探すから。」
そういって私は庭園を後にした。
生粋の悪魔は蓮覇じゃわからない。
それに始末する権利は
私にしかないのだから・・・。
めどは大体ついている。