虹色Days
その日の夜、私は悩んでいた。


どうやって渡そう!!
いつ渡そう!!

周りの人たちに引かれないかな!?
迷惑じゃないかな!?

もう…ドキドキしすぎて死にそう。
クラス違うし、最悪…。


よしっ!
桃奈に呼んでもらって
「誕生日おめでとう!!」
っ言ってすばやく逃げよう!!!





ー月曜日


全然眠れなかった…。
髪は寝癖ついてるし、クマもできてるし…こんなんじゃ渡せない!!


いつもより身だしなみに気をつけて、家を出た。



「おはよぉ~愛音ぇ~」


「おはよっ!梨桜大丈夫?」


「お願いがあるの!」




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