虹色Days
ーキーンコーンカーンコーン


1時間目の終わりを知らせるチャイムが校舎中に響いた。


「貴重な10分休みに渡すの手伝えと」



私と愛音は4組の方へ向かって行った。
目的の誕プレを隠すように持って。


「ゴメン~」


「まぁいいけど。あ!いるよ!」



えぇ!?
心の準備できてないのに!


愛音はグイグイ私の手を引っ張った。



「ちょっ…愛音離して…」


「はい!渡してこい!」



目の前には優志がいて、
「何?」と声をかけられた。





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