虹色Days
勇気を出して渡すんだ。



「何なんだよ?」
と優志は笑ってる。


「お、お誕生日おめでとう!」


「……サ、サンキュ」



渡せた!!
やったぁ!!



「あの…もしいらなかったらゴメン!!」


「いーよ。ありがとな」
と優しく微笑んだ。



キュンっ
ヤバい…今心臓バクバクだよ………。



「チャイム鳴りそうだから戻るね…!!」



最後はやっぱり恥ずかしくて顔合わせられなかったけど。

それでも渡せた。
笑ってくれた。







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