僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「柊哉、今度はカフェ入ろう?」


「カフェ? 喫茶店?」


「柊哉、喫茶店って・・・なんか昭和・・・」


目を細め柊哉から遠ざかる弥夜。


「なんやねん? おかしいか?」


「別にええけど・・・」


「はぁ!?」


「美味しいパンケーキの店があるねん!
行こっ!」


弥夜はそう言って柊哉の腕にしがみ付いた。


「おっ、おい! 弥夜!」


「さっ、さっ、行こっ!」


胸当たってるし!


柊哉は弥夜に引きずられるがままにカフェに向かって歩く。



「んっ!?」


そんな二人の姿を見つけ足を止めた女性・・・


「柊哉・・・」


彩菜は柊哉が女の子と腕を組んで歩く姿を見てしまった。


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