僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「天谷だけが頑張ることないよ」


柊哉はそう言ってニコッと微笑んだ。


都築くん・・・


よくわからないけど、弥夜は
柊哉の言葉に涙が出そうになった。


今、思えば柊哉はすべてをわかっていたのかもしれない。
いや、弥夜の態度で現状を理解したのだろう。


だから柊哉は同情の言葉ではなく
共に頑張る言葉を選んだのだろう。



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