僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
それから柊哉は何かと私を気にかけてくれた。
言えないでモジモジしてる私をそっとカバーしてくれた。


行事ごとや委員会なども、分担してやるように
みんなに呼び掛けてくれた。


「今度の文化祭やけど、誰か実行委員になってくれる人」


「天谷さんでいいじゃない?」


どこからかまたそんな声が上がった。


「はい、先生!」


そんな声の中、柊哉が手を上げた。


「なんや都築?」


「いつも天谷さんがこうゆうことやってる。
それじゃ意味がないと思う。
天谷さんばかりに負担かけるのはどうかと思います」


「「「ええっ!?」」」


柊哉の言葉にクラスがざわついた。


「う~ん、確かにそうやな・・・」


先生も柊哉の言葉に頷く。



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