僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「みんなも手伝ってくれよ?
みんなで文化祭成功させようや!」


「まぁ柊哉が言うなら仕方ないなぁ~」


「うん、都築くんがやるなら」


「よっしゃ、やったるか!」


すごい、なんて人なの・・・

柊哉の一言でみんなが・・・


「天谷、おまえも手伝ってくれよな?」


柊哉はそう言って私に笑いかけた。


「うん」


私もその笑顔に釣られて笑った。


その笑顔は弥夜が中学になって初めて心から見せた笑顔だった。


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