僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
んん!?

み、弥夜・・・?


弥夜の顔が、唇が、俺の唇に重なって・・・
動けない・・・


この感覚、前にもあった・・・


そして、ゆっくりと弥夜は唇を離した。


ただ驚いて何も言えない柊哉。


「取れた・・・」


弥夜は恥ずかしそうに微笑んだ。


「ありがとう・・・」


柊哉はただ何も考えずにその言葉を返した。


な、何やったんや今の・・・

なんで俺、キスされたんや・・・?


「柊哉・・・」


弥夜は、まるで子猫の様な目で俺の見上げて来る。
そんな弥夜を俺は可愛いと思ってしまった。


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