僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
はっ!?


俺はチャイムの音で我に返った。


「弥夜、誰か来たぞ!」


「んん・・・」


「おいっ、弥夜!」


「いいよ・・・」


弥夜は柊哉の胸から離れようとしない。


アカン・・・

このままやったら俺・・・


「弥夜! ほら起きて!」


柊哉は無理やり弥夜を体から離した。


「なに・・・?」


弥夜は頬を膨らませながら不機嫌そうに起き上った。


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