僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
ピンポーン♪


そしてまた、急かすようにチャイムはもう一回鳴った。


「ほら出て、大事な用かもしれんやろ?」


「はぁーっ・・・もう!」


弥夜は大きなため息を吐くと、ソファーを降り玄関へと向かった。


ピンポーン♪


「うるさい!!」


弥夜のふてくされて怒った声が聞える。


助かった・・・


柊哉は大きく息を吐き肩を撫でおろした。



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