僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
誤解
「お、お兄ちゃん!」


「おう、久しぶりやなぁ、元気してたか?」


弥夜のびっくりする声がリビングまで聞えて来た。


お兄ちゃん?

弥夜って確か、お姉ちゃんしかおらんよな?


久しぶり? 誰や・・・?


柊哉はそっと玄関の方を覗いた。


あの人がお兄ちゃん・・・?

はっ! まさかお兄ちゃんって・・・


柊哉は、はっと思い出した。


彩菜と付き合ったっていう従兄のお兄ちゃんか?



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