僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
俺は、やっぱり彩菜のことが好きなんや・・・


彩菜のことをこんなにも思いだして、
こんなにも想って・・・
こんなにも心が苦しくて、辛くて・・・


やっぱり、彩菜のことが好きなんや。


決して届かないけど・・・

彩菜と一度でも繋がれたこと、
今思えば本当にうれしい・・・


「こんなこと思うなんて最低やな、俺・・・」


あの夜、ずっと泣いてたあの夜、
彩菜が一瞬だけホッとした、安心した表情を見せた。


俺の腕の中でホンマ一瞬だけ・・・

あの時、彩菜はちょっとは
心が救われたんやろうか・・・?


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