僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
でもいつからかな?

そんな自分を演じてしまうようになったのは。


きっと柊哉に甘えてたんだね、
探してほしくて、見つけてほしくて、
かまってほしくて、そばにいてほしくて・・・


だから無理と帰らなかったこともある、
柊哉が迎えに来てくれるまで。


どっちが年上かわからないね・・・?


結局今日もどこかで期待してたんだ。

無理だとは思ってたけど、
やさしい柊哉なら、もしかして
探しに来てくれるんじゃないかって・・・


やっぱり私はダメな子だね?


柊哉、ありがとう・・・

私を探しに来てくれて・・・


彩菜はうれしそうに微笑んだ。


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