僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
彩菜が部屋に・・・

どうしよう・・・


彩菜が帰ってきたらちゃんと話そう。


そう決めていたのに、いざ
その時が来ると怖じ気づいてしまう。


待っていた時間が決意さえも揺るがしていた。


話すって決めたやろ、しっかりせい!

柊哉は自分の頬をパンパンと叩いた。


よしっ!


柊哉は窓を開けると、
彩菜の部屋の窓をコンコンと叩いた。


すると彩菜の部屋のカーテンが開き、
窓を開けて彩菜が顔を出した。
スウェット姿でまだ髪が濡れている、
そんな彩菜が無性に色っぽく見えた。



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