僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
あれ? 元気やん?


昨日のことは怒ってない?
俺のこと嫌ってない?


俺は彩菜のテンションの高さに、
少し罪悪感から解放された気がした。


なんで・・・?

なんでこんな普通なん・・・?


正直無視されるか、引っ叩かれるかと思ってた柊哉、
なのに彩菜は柊哉を嫌うどころか
笑顔で抱きついて来たのだ。


昨日のことは・・・?

あっ!! まさか・・・
飲み過ぎて憶えてないとか?


いや、そんなはずはない!

・・・ないよな・・・?


しかし笑顔ではしゃいでる彩菜を見ると、
そうとしか考えられない。


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