僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「まさか、私の女友達じゃないでしょうね?」


彩菜は少し頬を膨らませながら柊哉を睨んだ。


嫉妬してるんか?


「ぷっ!」


俺はそんな彩菜の顔が可愛くて
思わず吹き出してしまった。


「なによぉ〜?」


「いや、彩菜もそんな顔するんやなって」


「なっ///」


彩菜は顔を赤らめると隠すように毛布に顔を埋めた。


「私だって嫉妬するよ、おばさんだけど・・・」


「おばさんは余計や、彩菜はおばさんなんがじゃない」


そう言って柊哉は彩菜の頬に顔をすり寄せる。


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