僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
彩菜が今まで男性経験ないなんて・・・

ということは俺が彩菜の初めての人?


「気持ち・・・悪いよね?
この年まで経験がないなんて・・・
でもね、やっぱり初めては大好きな人とって決めてたんだ。
だからあの夜、柊哉にあんなことを・・・
これが最後になるかもしれない、
だから結婚してしまう前に柊哉に抱いてほしいって・・・」


彩菜・・・


柊哉はぎゅっと彩菜の体を抱きしめた。


「柊哉?」


「気持ち悪いことなんて全然ない。
彩菜はすごい・・・すごいよ・・・」


俺はそんな強い気持ちは持てなかったから・・・


ちょっと恥ずかしそうに自分のことを話す彩菜がとても可愛く思えた。


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