僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
「んんっ!?」


「いや、何でもないっ!」


「変なの。」


彩菜はそう言ってニコッと笑った。


彩菜、ホンマに憶えてないんか?
何もなかったフリをしてるんか?
無責任な行動を取った俺を庇ってるんか?


いや、そうも見えん・・・

ホンマに憶えてないんか・・・?


それとも・・・


彩菜にとって、あのことは
たいしたことじゃなかったんか?


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