僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
弥夜・・・


「柊哉・・・」


弥夜は柊哉の顔を見るなり、
教室を飛び出して行った。


「弥夜!」


「なんやあいつ・・・?」


宣弘が不思議そうに首を傾げる。


「柊哉・・・」


心配そうに柊哉を見る晃。


「ちょっと行ってくる」


柊哉は弥夜の後を追い掛け、
教室を飛び出して行った。


「なんや? どうなってんねん?」


「柊哉・・・」


晃は心配そうに柊哉の背中を見つめていた。


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