僕が恋した、13歳年上のお姉さん  
和菓子を持って柊哉の家の前に立った彩菜。


昨日の今日だからなんか恥ずかしいなぁ・・・


彩菜は柊哉に逢うことうれしくもあり、
恥ずかしくもあった。


こんなこと考えるなんて初めてかも・・・


『俺は彩菜が大好きや!』

『絶対幸せにするから!』


あの言葉、うれしかったなぁ~・・・


彩菜の顔が少し赤く綻んだ。


でも、どうしよう・・・

柊哉とあんな風に話したけど、
やっぱり、無理だよね・・・


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